2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

試験前日の薬

試験前日は不眠が強まり、薬の量が増えてしまう。私は何度か失敗しつつ試行錯誤を重ねて、大体今はコントロールできるようになった。参考までに私の薬の服用量や種類をここに記しておく。なおこれらの薬は個人差が大きいので、必ずしも全ての人にあてはまる…

ドラッグの向こう側

学部生の時、私は鬱病からの回復期で不安定な精神状態にいた。自分の存在を消してしまいたい一心で、クラブに通い、酒と大音響の中に身をおいたり、敢えて退廃的な人々とつき合いながら、体が壊れるのを待つ生活を送っていた。そして、20代半ばに、私の体は…

プロ患者

論文や大事な発表を前にして、時折、薬の量が増えることがあり、そのとき私は、主治医に申し訳ない気持ちで、薬を増やすようお願いする。しかし大抵、医師は、大したことない、という雰囲気で、簡単に処方してくれる。私は服薬歴が長いので、自分では、自分…

予備校生活のメリット

私の神経症は、浪人として予備校に入ってから改善しはじめた。端から見れば、受験のプレッシャーは大きくなるのだから、神経症も悪化しそうに思うだろうが、面白いことに、予備校に入ってから軽くなっていったのである。その理由として、以下のものが考えら…

試験と薬

私は試験を避ける生活を送ってきたつもりだが、必要に迫られて、それなりの数の試験を受けてきた。大学に入ってからも、必修科目では物理演習や数学演習など、相変わらず理数系の思考問題を解く機会は続いたし、大学院の受験も経験した。それらの経験を改め…

受験生が心の問題を抱えたら

受験生である時、心に異常を感じたらどうすればいいか、私の考えを書いておく。1.無理せず病院にいく 不眠になったり無気力になっても、10代〜20代前半だと、気合いでなんとかなるのではないかと思いがちだ。しかし、受験生活がきっかけとなったその病気は…

試験の対処法

私は自分を大学受験で失敗した人間だと思っているが、滑り止めには受かったわけだし、世の中には、そこを第一志望にしている人も少なからずいる。また、大学院入試では、修士、博士とも一回の受験で合格したので、すべての試験に失敗したわけではない。だか…

リタリンを飲んだ試験

最後に受験をした時、私はリタリンを飲んで試験に臨んだ。その年、私はセンターの得点率が92%、後期の志望校に傾斜配点すると96%になった。センターリサーチの結果、後期の志望校における得点順位は、上から8番目だった。あまり傾斜配点が有利に働かず、二…

今の症状

今現在も不眠はあり、睡眠導入剤の欠かせない毎日を送っていますが、薬で寝ることに慣れてしまっているので、大きな不都合は感じません。抗うつ薬は10年以上飲んでいません。鬱病を抱えていた時は三環系抗うつ薬を飲んでいましたが、どの程度効いたのかは不…