2009-01-01から1年間の記事一覧

学会で行方不明と男女のつながりについて思う

秋は学会シーズンである。私は社交は苦手だが、まだ若手の部類に入る人間なのであちこちに顔を出す必要がある。あまり馴染みのない学会は、その後の懇親会で話す人がおらず、心細い。馴染みのありすぎる学会は、もちろん居心地よく楽しいのだけれども、長年…

大学院の受験

学部の受験に関することばかりを書くのもなんだから、院試について書こうと思ったが、あまり思うところがない。神経症の克服という点では、学部受験と大して変わりない。それでも、一般的な院試対策の参考になるかもしれないと思い、つらつら綴ってみるが、…

眠剤を悪用するなよ…

34歳女による婚活詐欺で、ハルシオンが用いられたというニュースを見た。こういう事件が起こると、日本でも規制が厳しくなってしまうのではないかと懸念が生じる。最近、せっかく処方してもらえる期間が長くなり、便利になったというのに。今回の件は、私に…

何のために浪人するのか

進学校と言われる高校に通った人にとって大学に行くのはデフォルトだから、「何のために大学に行くか」なんて野暮な問いをするつもりはない。それより浪人、特に2浪以上の多浪までする場合「どうしてその大学を受けるか」というのが重要になってくる。よく…

試験前日の薬

試験前日は不眠が強まり、薬の量が増えてしまう。私は何度か失敗しつつ試行錯誤を重ねて、大体今はコントロールできるようになった。参考までに私の薬の服用量や種類をここに記しておく。なおこれらの薬は個人差が大きいので、必ずしも全ての人にあてはまる…

ドラッグの向こう側

学部生の時、私は鬱病からの回復期で不安定な精神状態にいた。自分の存在を消してしまいたい一心で、クラブに通い、酒と大音響の中に身をおいたり、敢えて退廃的な人々とつき合いながら、体が壊れるのを待つ生活を送っていた。そして、20代半ばに、私の体は…

プロ患者

論文や大事な発表を前にして、時折、薬の量が増えることがあり、そのとき私は、主治医に申し訳ない気持ちで、薬を増やすようお願いする。しかし大抵、医師は、大したことない、という雰囲気で、簡単に処方してくれる。私は服薬歴が長いので、自分では、自分…

予備校生活のメリット

私の神経症は、浪人として予備校に入ってから改善しはじめた。端から見れば、受験のプレッシャーは大きくなるのだから、神経症も悪化しそうに思うだろうが、面白いことに、予備校に入ってから軽くなっていったのである。その理由として、以下のものが考えら…

試験と薬

私は試験を避ける生活を送ってきたつもりだが、必要に迫られて、それなりの数の試験を受けてきた。大学に入ってからも、必修科目では物理演習や数学演習など、相変わらず理数系の思考問題を解く機会は続いたし、大学院の受験も経験した。それらの経験を改め…

受験生が心の問題を抱えたら

受験生である時、心に異常を感じたらどうすればいいか、私の考えを書いておく。1.無理せず病院にいく 不眠になったり無気力になっても、10代〜20代前半だと、気合いでなんとかなるのではないかと思いがちだ。しかし、受験生活がきっかけとなったその病気は…

試験の対処法

私は自分を大学受験で失敗した人間だと思っているが、滑り止めには受かったわけだし、世の中には、そこを第一志望にしている人も少なからずいる。また、大学院入試では、修士、博士とも一回の受験で合格したので、すべての試験に失敗したわけではない。だか…

リタリンを飲んだ試験

最後に受験をした時、私はリタリンを飲んで試験に臨んだ。その年、私はセンターの得点率が92%、後期の志望校に傾斜配点すると96%になった。センターリサーチの結果、後期の志望校における得点順位は、上から8番目だった。あまり傾斜配点が有利に働かず、二…

今の症状

今現在も不眠はあり、睡眠導入剤の欠かせない毎日を送っていますが、薬で寝ることに慣れてしまっているので、大きな不都合は感じません。抗うつ薬は10年以上飲んでいません。鬱病を抱えていた時は三環系抗うつ薬を飲んでいましたが、どの程度効いたのかは不…